オファーを断られたら、理由をはっきり聞く
断られた直後は、原因をそのまま価格に求め、次回は価格だけを調整しがちです。しかし実際の理由は別のところにあることが多く、聞かなければ分かりません。
理由は価格だけではない
オファーは全体で一つの組み合わせで、価格はその一項目にすぎません。引き渡し日、条件条項、資金の形態、手付金の金額、そして手続きの確実さは、どれも決め手になりえます。
受け入れられたオファーの金額が特に高かったわけではなく、別の点で売主に安心感を与えていた、ということもあります。この情報は次回にとても役立ちますが、向こうから自動的に伝わってくることはありません。
自分のエージェントを通じて聞く
自分で売主や相手側のエージェントに聞きに行かないでください。買主側のエージェントに聞いてもらいます。それがエージェントの役割ですし、同業者どうしの問い合わせのほうが自然です。
聞き方も大切です。「改善できる点があったかどうか、教えていただきたいのですが」と聞くほうが、「なぜ私たちを選ばなかったのですか」と聞くより、具体的な答えを得やすくなります。
聞く価値のある質問
すべての質問に答えが返ってくるとは限りませんが、1つか2つでも聞ければ価値があります。
- 確認できる相手
- 差は主に価格でしたか、それともほかの条件でしたか。
- 条件だとしたら、どの項目ですか。
- 受け入れられたオファーは、どの点で売主の要望により合っていましたか。
- 私たちのオファーに、売主が不確かだと感じた点はありましたか。
- この家の取引が完了しなかった場合、私たちに機会はありますか。
最後の質問が役に立つこともある
取引が必ず完了するとは限らず、そうなった場合、売主は通常、以前にオファーを出した人のところへ戻ってきます。まだ関心があると伝えておくのに、ほとんど負担はかかりません。
やり方は、状況が変わればこちらは引き続き話し合う用意がある、という伝言をエージェントに残してもらうことです。候補のリストに自分を残しておくためです。
同時に自分の側も見直す
相手側の理由のほかに、自分の手続きに強化できるところがないかも見ておく価値があります。事前承認(pre-approval)レターの状態、資金証明の完全さ、返答の速さ、そして書類がどこまでそろっているかです。
これらは余分なお金をかけることではありませんが、この取引が順調に完了できるかどうかについての相手の判断に影響します。そしてそれこそが、多くの決定の実際の根拠です。
聞いたあと、次回に調整するのはたいてい次の項目
理由が分かっても、すぐに価格を変える必要はありません。多くの場合、調整できるのは別のところで、それらは次のオファーを出す前にもう一度見直しても間に合います。
以下の各記事は、立ち戻って調整する必要が最も多い項目をそれぞれ扱っています。
- 確認できる相手
- 当サイトには、オファーを出す前にエージェントに最近の成約比較を出してもらうことについての別の記事があります。
- 当サイトには、競争が激しいときは、まず自分の上限をよく考えて書き留めることについての別の記事があります。
- 当サイトには、契約書の条件条項の一つひとつが自分の何を守るのかを理解することについての別の記事があります。
- 当サイトには、売主が修正版を返してくること、つまり3種類の返答の中で最も多いものについての別の記事があります。
- 問題が住宅ローンの側にある場合、当サイトには、まずどの種類の原因なのかを聞くことについての別の記事があります。
この記事の範囲
この記事で扱うのは、尋ねることのできる方向と、自分の手続きを見直す視点です。オファー戦略や価格に関する助言は一切提供せず、住宅価格や市場についていかなる判断も行いません。関連する話し合いは、買主側の不動産エージェントと行ってください。
ポイント
断られた理由が価格とは限りません。エージェントを通じて、相手が重視しているのは何かを聞きます。日程か、条件条項か、それとも資金証明か。同時に、自分の側に先に補えるものがないかも見直します。