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何が残り、何が持ち出されるのかをはっきり聞く

引き渡しの当日に入ってみたら、冷蔵庫がなくなっている、カーテンが外されている、裏庭のパーゴラまで運び出されている。こうしたことは珍しくなく、しかもあとから対処するのは困難です。

境界は思っているよりあいまい

一般的な原則は、家に固定されている物は残り、運び出せる動産は持っていく、というものです。しかし実務では、その中間にある物がたくさんあります。壁掛けテレビの金具は含まれるのか。固定式の収納棚は。裏庭の組み立て式の物置は。

しかも「固定」の受け取り方は人によって違いますし、売主が特定の物に愛着を持っていることもあります。ですから慣行や常識に頼らず、書面に頼ってください。

内見のときから記録を始める

2回目の内見のときに、残るものと自分が想定している物を書き留め、写真も撮っておきます。あとから思い出すより確実です。

  • 確認できる相手
  • キッチン家電:冷蔵庫、食洗機、コンロ、電子レンジ
  • 洗濯機と乾燥機
  • カーテン、ブラインド、カーテンレール
  • 照明器具、特に特別なシャンデリア
  • 壁掛けテレビの金具、オーディオ機器
  • 裏庭:パーゴラ、物置、バーベキューグリル、遊具
  • ガレージ:収納棚、作業台、ガレージドアのリモコン
  • 屋内外の植栽(特に気になっているものがあれば)

契約書に書き込む、しかも具体的に

口頭で決めたことは数に入りません。契約書に書き込み、しかも別の解釈ができないところまで具体的に記述する必要があります。

「キッチン家電」では大まかすぎます。「メインキッチンの冷蔵庫、食洗機、ガスコンロ、レンジフード」まで書いてはじめて具体的です。必要に応じて写真や型番も添えます。やりすぎに聞こえますが、争いが起きたときにはそれが唯一の根拠になります。

逆の方向も確認する

欲しくない物もあるかもしれません。古いカーテン、壊れた物置、積み上げられたがらくたなどです。売主が残すつもりでいて、こちらは要らないという場合、処分の費用は自分にかかってきます。

ですからリストは双方向です。何を残してもらうか、何を運び出してほしいか。この2つをまとめて契約書の中ではっきりさせます。

最終確認のときに一つずつ照らし合わせる

クロージング前の最終確認(ファイナルウォークスルー)には、このリストを持っていき、一項目ずつ照合します。交渉材料がまだ手元にあるうちに食い違いに対処できる、最後の機会です。

写真も撮ってください。物がなくなっていたり、質の劣る物に取り替えられていたりした場合に必要なのは、その場の記録であって、あとからの説明ではありません。

このリストは後半の2日間に取り出して照合することになる

契約書に書き込むのは第一歩にすぎません。リストが実際に使われるのは最終確認の日と引き渡しの日で、どちらの日も進み方がとても速いものです。

ですから出かける前に、手元にどの書類が必要で、照らし合わせるのはどの欄なのかを把握しておきます。

この記事の範囲

この記事で扱うのは、確認と記録の方法です。定着物や動産に関するいかなる法的定義も説明せず、法律上の助言でもありません。関連する規定は州によって異なります。署名した契約書と、資格のある専門家の説明を基準にしてください。

ポイント

残る物と持ち出される物の境界は、思っているよりあいまいです。内見のときから記録を始め、契約書には型番や場所まで具体的に書き込みます。最終確認の回にはリストを持って一つずつ照らし合わせます。

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