家をしばらく空けるとき:持ち家の場合は賃貸の場合と違う
当サイト(ツールサイト)には、しばらく留守にするとき、住まいは人がいないだけで動き続けることについての別の記事があります。賃貸の入居者がしばらく留守にする場合、最悪の事態でもたいていは連絡できる相手がいます。持ち家の場合は違います。あなたの代わりに気づいてくれる人はおらず、しかも家は誰もいない間もふだんどおりに動き続けます。
まず保険会社にひとこと聞く
「この期間は誰も住まなくなりますが、お知らせする必要はありますか。何か注意することはありますか」。このひとことは帰ってきてからではなく、出発する前に聞きます。
当サイトには、住宅保険の補償額が再建築費用を基準にしているかどうかを見直すことについての別の記事があります。そちらは毎年確認するもので、今回はこの期間のために一度だけ個別に聞くものです。
大きな損害につながるのは水だけ
誰もいない間、ほとんどの問題はあなたが帰るまで待ってくれますが、水だけは待ってくれません。流れ続けるからです。ですから出発前に元栓の場所を把握し、今回は閉めるかどうかを決めておきます。
当サイトには、水道の元栓、分電盤のメインブレーカー、ガスの元栓を見つけて目印を付けることについての別の記事があります。まだ済ませていないなら、今がいちばんやるべきタイミングです。すでに済んでいるなら、今回は閉めるか閉めないかを決めるだけです。
季節ごとのメンテナンスは、やる人がいなければ前倒しか後ろ倒しにする
落ち葉、除雪、フィルター、スプリンクラー設備といったものは、あなたがいない間にひとりでに片づくことはなく、先送りすると高くつくものもあります。
当サイトには、住宅メンテナンスの年間カレンダーについての別の記事があります。出発前にその表を取り出し、この期間がどの項目にかかるかを確認して、前倒しできるものは前倒しし、できないものは人に頼みます。
実際に家に入れる人を1人決めておく
誰かに鍵を1本預けることと、その人が実際に中に入れて、元栓の場所を知っていて、あなたがいない間に突発的な出来事に対応してくれることとは、3つの別々のことです。
当サイトには、近所の人と知り合い、少なくとも2軒の名前を知っておくことについての別の記事があります。当サイトには、自分で工事業者を探すときの確認と記録についての別の記事があります。この期間に修理を頼む必要が出た場合、決めるのはあなたですが、現場に立ち会うのはあなたではありません。
- 確認できる相手
- 誰が鍵を持っているか、その人は元栓と分電盤の場所を知っているか
- 緊急のときにまず誰に電話するか、その人は何を決められるか
- どのくらいの間隔で見に行き、何を見るか
- あなたの側にどうやって連絡がつくか(時差、使える電話番号)
帰った日は、荷ほどきの前にまず一周する
外をぐるりと一周してから、水まわりから見ていきます。蛇口、トイレ、給湯器のまわり、地下室と天井の隅です。この一周はどんなチェックリストよりも効果があります。問題はたいてい跡を残すからです。
当サイトには、あちこちに散らばったものを1つにまとめる家の記録帳についての別の記事があります。この1年にやったことを書き足しておきます。今回の留守中に誰かが何かを対応してくれたなら、帰ったらすぐ1行書き足し、年に一度の点検まで持ち越さないようにします。当サイトには、自分が住んでいる家を貸し出すと立場が変わり、それに伴って4つのことが変わることについての別の記事があります。
この記事の範囲
この記事が扱うのは、事前に手配できる事項と残しておくべき記録です。いかなる保険契約の内容、条項、通知義務も説明せず、住まいの安全、防犯、設備の操作や修理に関する指針も提供せず、いかなる状況の判断もせず、保険や法律に関する助言にもあたりません。
実際の対応は、ご自身の保険会社と資格のある専門家の説明が基準です。
ポイント
出発前に保険会社にひとこと聞きます。この期間は誰も住まなくなりますが、知らせる必要はありますか、と。大きな損害につながるのは水だけです。あなたの帰りを待ってくれないからで、だから元栓の場所を把握し、閉めるかどうかを決めておきます。季節ごとのメンテナンスは留守中にひとりでに片づくことはないので、年間カレンダーを取り出してどの項目にかかるかを確認します。鍵を預けること、実際に入れること、突発的な事態に対応してくれることは、3つの別々のことです。帰った日はまず一周して水まわりから見て、見終わってから荷ほどきをします。