3社以上に同時に問い合わせ、同じ期間内に聞き終える
1社にしか問い合わせない人は多く、その理由はたいてい、何度も照会されるとクレジットスコアが下がるのではという心配です。住宅ローンについては、この心配に対する専用の扱いがあります。それを知らない人は、払わなくてよいお金を払っているのと同じです。
差は思っているより大きい
同じ人、同じ財務状況でも、貸し手(レンダー)によって提示される金利と手数料がはっきり違うことがあります。理由には、各社の資金調達コスト、その時点の営業目標、そしてあなたのような申込案件に対する好みなどがあります。
しかも住宅ローンは金額が大きく、期間も長いため、小さく見える差でも、積み重なるとかなりの金額になります。
まとめて見積もりを取る場合の扱い
同じ1件の住宅ローンのために短期間に行われた複数回の照会は、スコアの計算上、1回分としてまとめて数えられます。1回ごとに少しずつ減点されるわけではありません。これは、消費者が比較検討できるようにするための仕組みです。
鍵になるのは「短期間」です。よく使われる計算期間は 14 日から 45 日の間で、採用している期間の長さはスコアリングモデルごとに異なります。したがって正しいやり方は、一定の期間に集中して聞き終えることです。
- 確認できる相手
- 自分に使われるスコアリングモデルの期間がどのくらいかを先に確認する(ローン担当者に確認できます)
- すべての問い合わせを同じ期間内に済ませるよう予定を組む
- その期間の外で、ぽつぽつと追加の問い合わせをしない
3社に聞くのは比較のためだけではない
何社かに聞くと、もう1つ副次的な効果があります。あなたの案件に対する各社の姿勢の違いが見えてくるのです。自営業の収入に比較的慣れているところ、特定の支援プログラムに詳しいところ、手続きが明らかに速いところがあります。
こうした違いは1社にしか聞かなければ見えませんが、その後の手続きの中で、あなたの体験を実際に左右します。
比較は同じ基準にそろえる
口頭で伝えられた金利は、そのまま比べることができません。手数料が別のところに入れられていることがあるからです。項目ごとに照らし合わせるには、書式が統一された書類が必要です。当サイトには、クロージング前に時間を確保して Closing Disclosure(クロージング開示書)を受け取り、確認することについての別の記事があります。
この記事の範囲
この記事が扱うのは、比較の方法と時間の組み方です。照会がクレジットに与える影響や関連する規則を述べるものではなく、特定の貸し手を推薦するものでも、いずれかの見積もりが有利かどうかを判断するものでもありません。財務上または法律上の助言にもあたりません。関連する規則は、各機関および所管当局の正式な説明が基準です。
ポイント
同じ期間内に3社以上へ聞き終えれば、住宅ローンの複数回の照会はまとめて数えられ、そのために重ねて減点されることはありません。3社に聞くのは比較のためだけでなく、どの会社の説明が首尾一貫しているかを見極めるためでもあります。比較するときは同じ基準にそろえます。