家に無届けの改築がないかを確認する
この項目の確認方法は、実はとても機械的です。家の現状と公的な記録を並べて照らし合わせるだけです。食い違いが出てきたところが、はっきり尋ねるべきところです。
なぜ気にするのか
無届けの改築は、書類上の不備にとどまりません。保険の引き受けや保険金の支払い、貸し手(レンダー)の評価、そして将来売るときや再び改築するときの対応に影響することがあります。
しかも、引き継ぐのはあなたです。こうした状況は、あなたが所有者になったあとはあなたの問題になります。ですから、まだ選べる段階で知っておく必要があります。
照らし合わせ方
やり方は、公的な記録を入手し、それを手に家を一通り歩くことです。
- 確認できる相手
- 地元の建築担当部署や登記・不動産記録の担当部署に、その住所の許可と検査の記録を請求する
- 公的な記録上の面積、部屋数、階数を入手する
- 記録を手に現地を一度歩き、項目ごとに照らし合わせる
- 特に注意するもの:地下室の改装、建て増し、ガレージを部屋に変えたもの、増設したトイレ・浴室、バルコニーやデッキ
よく食い違う場所
次のような種類は、食い違いが最もよく出ます。所有者が自分で手がけた割合が比較的高い項目だからです。
- 確認できる相手
- 地下室が居住できる空間になっている
- ガレージや屋根裏が部屋に変えられている
- 増設されたトイレ・浴室やキッチン設備
- 裏庭の独立した建物
- 電気や配管の変更
- 屋外のデッキ、フェンス、プール
食い違いを見つけたあと
それが問題かどうか、深刻かどうかを自分で判断しないでください。食い違いの意味は地元の規定と具体的な状況によって決まり、それには専門的な判断が必要です。
実際のやり方は、食い違いを一覧にして売主に説明を求め、地元の建築担当部署に、こうした場合は通常どう扱うのかを尋ねることです。あわせて、貸し手と保険会社にも伝えます。先方の評価に影響する可能性があるからです。
ホームインスペクターにも尋ねる
ホームインスペクターは、施工の質に関する手がかりを見て取れます。一般的なやり方に合わない電気配線、配管の取り回し、構造上の変更などです。これらは、記録との照らし合わせを補い合うものです。
ですから、ホームインスペクション(住宅検査)の前に、見つけた食い違いを伝え、その部分に特に注意してもらうよう頼みましょう。当サイトには、ホームインスペクターは自分で選び、エージェントが勧める1人だけに頼らないことについての別の記事があります。
この記事の範囲
この記事は、照らし合わせの方法と尋ねるべき相手を扱っています。特定の地域の建築管理の規定を解説するものではなく、特定の状況が規定に適合しているかどうかやその結果を判断するものでもなく、法的助言にもあたりません。実際の規定と対応方法は、地元の所管機関の正式な説明と、資格のある専門家の意見を基準にしてください。
ポイント
方法はとても機械的です。家の現状と公的な記録を並べて比べます。地下室、ガレージの改築、建て増しした部屋が最もよく食い違います。食い違いが出てきたところは尋ね、どこが気になっているかをホームインスペクターにも知らせましょう。