家の状態に応じて専門検査を追加する
一般的なホームインスペクションは、広さを優先した点検です。多くの項目を網羅しますが、ひとつひとつを深く見るわけではありません。本当に掘り下げる必要がある箇所は、通常、別に手配することになります。
どれを追加すべきかを知る方法
いちばん直接的な方法は、ホームインスペクターに聞くことです。現場で家全体を見ているので、どの箇所の手がかりにより専門的な判断が必要かを知っています。ですから、インスペクション当日には必ずこう聞いてください。ご覧になった状態からすると、どの部分を別の人に見てもらうようすすめますか?
手がかりの出どころは、ほかに2つあります。売主の開示書類に書かれている項目と、この家の築年数や所在地域でよくある問題です。この3つを合わせれば、通常、どの項目を追加するかを決められます。
専門的な評価が必要になりやすい種類
以下はよくある分類にすぎません。実際にどれが必要かは、その家によって決まります。
- 確認できる相手
- 基礎と構造
- 屋根の詳しい評価
- シロアリとその他の害虫
- 下水管(通常はカメラを使って調べます)
- 暖炉と煙突
- プールと関連設備
- 自家用の井戸と浄化槽(セプティック)システム
- 特定の環境に関する項目(地域によって異なります)
最大の制約は時間
専門検査は別に予約が必要で、インスペクション期間は通常とても短いものです。項目によっては専門家の予定がいつでも空いているとは限らず、報告書にも時間がかかります。
そこで、こう進めます。インスペクション当日にどれを追加するかを決め、当日か翌日には予約を取り始めます。完全な報告書を受け取ってから考え始めるのはやめましょう。その時点では、通常すでに期間の半分を使ってしまっています。
聞いておくこと
予約するときに、まとめて確認します。
- 確認できる相手
- いつ来られますか?報告書はどのくらいで出ますか?
- 検査はどの程度まで行いますか?家に手を加える必要はありますか?
- 家に手を加える必要がある場合、先に誰の同意を得る必要がありますか?
- 費用はいくらですか?
- 私も立ち会えますか?
「家に手を加える必要がある」場合は先に伝える
検査によっては、壁を開けたり、掘削したり、侵襲的な方法を使ったりする必要が生じることがあります。こうした検査は通常、所有者の同意が必要で、同意を得るには時間がかかり、断られることもあります。
ですから早めに申し出て、不動産エージェントを通じて相手側に説明します。断られた場合、それ自体も考慮に入れるべき情報です。断る理由をはっきり尋ねてかまいません。
当サイトには、最初の内見で決めないことについての別の記事があります。どの検査を追加するかは、通常、2回目に行って初めて見えてきます。
この記事の範囲
この記事で扱うのは、追加が必要かどうかの判断の仕方と手配の方法です。特定の物件にどの検査が必要かを判断するものではなく、検査結果を評価することも、特定の検査機関や担当者をすすめることもありません。関連する判断は、資格のある専門家から得てください。
ポイント
一般的なホームインスペクションは広さ優先で、深さは別に手配する必要があります。築年数、地下室、シロアリ、浄化槽、ラドンは、追加されることの多い項目です。最大の制約は時間なので、期限が始まった時点でどれを追加するかを決めます。家に手を加える必要がある項目は、先に同意を得なければなりません。