クロージング後に固定資産税が再評価されることがあり、税額は前の所有者より高くなる
物件情報には通常、現在の固定資産税の金額が載っています。その数字は前の所有者の評価額をもとに計算されたもので、あなたがこの先払う数字とは限りません。
なぜ変わるのか
多くの地域では、所有権が移ったあとに住宅の評価額を見直します。そして再評価の基準は、成約価格と関係していることがよくあります。前の所有者が長年保有していて、その間に住宅価格が上がっていた場合、古い評価額はあなたの成約価格よりはるかに低いことがあります。
その結果、同じ家でも、あなたの税額は前の所有者よりはっきり高くなることがあります。そしてこの差額は、毎年繰り返し発生します。
差は小さくないことがある
固定資産税の税率は、もともと郡(county)によって大きく違います。そこに再評価の影響が加わり、2つの要因が重なると、実際の負担は内見のときの見積もりと大きく違ってきます。
しかも固定資産税は通常、エスクロー口座を通じて月割りで支払うため、毎月の支払額に直接入ってきます。当サイトには、鍵を受け取ったあと毎月実際に払うお金についての別の記事があります。
誰に聞くか
いちばん信頼できる情報源は、その郡で評価を担当している事務所です。物件情報や不動産エージェントの見積もりではありません。
- 確認できる相手
- クロージング後に再評価はありますか。
- ある場合、何を基準にしますか(成約価格、市場価値、またはその他)。
- 再評価後の税額通知は、だいたいいつ届きますか。
- 自宅として住む場合の減免や上限の規定はありますか。申請の条件は何ですか。
最後の項目はさらに聞いておきたい
地域によっては、自分が住む主たる住居について、減免や年間の上昇幅の上限を設けています。ただし通常は自分から申請する必要があり、期限もあります。
この項目が当てはまるのに申請しなければ、毎年余計に払うのと同じです。ですから、クロージングの前に申請方法と期限をはっきり聞いておくほうが、あとで気づくよりよいのです。
1年目の税額は、変わるのが1回とは限らない
クロージングの年は、2つの評価基準にまたがることがよくあります。前半はまだ前の所有者の評価で計算され、後半になって新しい評価に切り替わるのです。ですから1年目に届く金額は過渡的な数字のことがあり、2年目の金額のほうが比較的安定した数字になります。
やり方は、最初の2年分の税額通知をどちらも取っておき、並べて一度比べることです。当サイトには、最初の固定資産税の通知の金額と納付方法を確認することについての別の記事があります。当サイトには、年に1回の所有者チェックでどの書類を開くかについての別の記事があります。この2通の税額通知が、そのチェックの最初の項目です。
それまでは、1年目の数字を長期の基準として何かを推計するのに使わないでください。
この記事の範囲
この記事が扱うのは、これが起こりうることと、誰に確認すべきかです。いずれかの州や地方の評価の規則、時期、計算方法を述べるものではなく、誰かの税額の変化を見積もるものでもありません。税務上または法律上の助言にもあたりません。実際の規則は、その地方政府の公式情報が基準です。
ポイント
物件情報に載っている税額は前の所有者の評価額で計算されたものです。クロージング後に再評価されることがあり、1年目の税額は変わるのが1回とは限りません。聞くべきは再評価の時期と根拠です。今のその数字を予算に使わないでください。