有効な身分証明書と関連書類をすべて持ってクロージングに出席する
クロージング当日は処理することがたくさんあり、書類が一通、あるいは身分証明書が1枚足りないだけで、その場全体が止まってしまう可能性があります。これは、事前の準備だけで完全に避けられる数少ない問題のひとつです。
前日までに一度聞いておく
取引によって、州によって、会社によって、求められるものは違うことがあります。ですから最も確実なやり方は、数日前に担当者に直接聞くことです。何を持って行く必要がありますか?
聞くときに、ついでにいくつか確認します。何時に着けばよいか?場所はどこか?だいたいどのくらいかかるか?共同で購入する場合、2人とも出席する必要があるか?
通常使うもの
以下はよくある項目です。実際には相手の説明が基準です。
- 確認できる相手
- 有効な写真付き身分証明書。有効期限を確認し、どの種類が受け付けられるかをはっきり聞いておく
- 2種類目の身分証明書が必要な場合は、あわせて用意する
- 資金に関する控え、または指定された支払い手段
- 以前受け取った Closing Disclosure(クロージング開示書)
- ローンに関するやり取りの記録
- 保険の証明書類
- 追加提出を求められたものすべて
身分証明書の細かい点で問題が起きやすい
氏名のつづりは、書類上のものと一致していなければなりません。身分証明書ではフルネームなのに書類では略記になっている、あるいはミドルネームの有無に違いがある、といった場合は、問題にならないかどうかを先にはっきり聞いておきます。
有効期限も確認します。期限切れの身分証明書は、通常は使えません。この点は、当日に気づくより、数日前に確認しておくほうがよいでしょう。
国をまたぐ家庭に必要な追加の準備
身分証明書が外国で発行されたものである場合は、受け付けてもらえるかどうか、別の書類が必要かどうかを先にはっきり聞いておきます。この点は思い込みで済ませず、早めに尋ねてください。
共同で購入する人が出席できない場合、その対応は前もって手配する必要があり、追加の手順と時間が必要になる可能性があります。当サイトには、すべての書類の署名期限をカレンダーに入れることについての別の記事があります。
実用的なものもいくつか持って行く
自分のペンを1本持って行きます。署名する箇所がたくさんあります。スマートフォンも持って行き、充電が残っていることを確かめておきます。調べものをしたり、人に連絡したりする必要が出るかもしれません。
できれば、以前の重要な書類をスマートフォンに保存しておくか、印刷して持って行きます。現場で数字の食い違いに気づいたとき、すぐに照らし合わせられるものが必要です。
前の晩に詰めておく。当日の朝に探さない
当日の朝の時間は移動のためのもので、引き出しをひっくり返すためのものではありません。前の晩にすべてをひとつのフォルダに入れ、身分証明書はかばんの底ではなく、身につけておきます。
ついでに、書類とは関係がなくても同じように問題になることをいくつか確認します。場所への行き方、駐車する場所、渋滞した場合にどのくらい早く出る必要があるか、です。これらは前の晩に調べておくほうが、当日の朝に調べるより、ずっと落ち着いて対応できます。
2人で一緒に行く場合は、前の晩にそれぞれが自分の持ち物を確認します。相手が持って来るだろうと思い込んではいけません。いちばんよくある持ち忘れは、「あなたが持ったと思っていた」です。当サイトには、所有権の登記の完了と、鍵の受け渡し時期を確認することについての別の記事があります。当サイトには、クロージングに必要な資金をどの方法で支払うかを確認することについての別の記事があります。
この記事の範囲
この記事が示すのは、一般的な準備の方向性です。特定の州や機関の具体的な要件を述べるものではなく、法律上の助言にもあたりません。実際に持参する必要のある書類は、エスクロー会社またはタイトル会社の正式な説明が基準です。
ポイント
前日に、当日何を持って行くかを一度聞いておきます。身分証明書の氏名は、書類上のものと完全に一致している必要があります。国をまたぐ家庭では、追加の証明書類が必要になることがあり、その場合はもっと早く準備します。前の晩に詰めておき、当日の朝に探すのはやめましょう。