頭金のお金は口座に十分長く「寝かせる」:直前にお金を動かすと融資の承認が止まる
口座に十分なお金があればよいと考える人は少なくありません。しかし貸し手(レンダー)が見るのは残高だけではなく、そのお金がいつ、どこから入ってきたのかも見ます。
なぜ資金の出どころを確認するのか
貸し手は、頭金が別の借り入れによるお金ではないことを確認する必要があります。もしそのお金が直前に借り入れたものなら、実際の負債は申込書に書かれた額より多いことになり、審査全体の結論が変わります。
そのため、突然現れた多額の入金については、通常、出どころを書面で説明するよう求められます。これは標準的な手続きであり、個人とは関係がありません。
「十分長く寝かせる」とは
資金が口座に一定の期間置かれたあとは、貸し手は一般に出どころをそれ以上尋ねなくなります。この期間は貸し手によって異なり、ローン商品によっても違います。ですから、思い込まずに質問してください。
よくある判断の誤りは、自分のいくつかの口座の間でお金を動かすことです。お金がずっと自分のものであっても、振り込みのたびに明細書の上では新しい入金となり、そのために説明を求められることがあります。
- 確認できる相手
- ローン担当者に聞く:資金は口座にどのくらいの期間置いておく必要がありますか。
- 確認したあとは、クロージング(引き渡し)までそのお金を動かさない
- 関連する明細書はすべて保管し、直近の1期分だけにしない
家族や友人からの贈与には別の規定がある
家族が頭金を援助することは、移住してきた家庭ではよくあります。この場合は通常、そのお金が借り入れではなく贈与であり、返済の必要がないことを明記した説明書類が必要になります。
書類の書式と、どんな添付書類(たとえば贈与者の資金の出どころの証明)が必要かは貸し手が定めており、貸し手によって異なります。早めに聞いておきましょう。国をまたいで書類を取り寄せるのは、想像以上に時間がかかるからです。
- 確認できる相手
- ローン担当者に聞く:家族や友人からの贈与には、どの種類の証明書類が必要ですか。
- 贈与者の側の明細書が必要かどうかを確認する
- 国際送金の手続きと所要時間も、あわせてスケジュールに入れる
金額よりも時期のほうが間違えやすい
難しいのは、お金が足りるかどうかではなく、順序と時期です。申請書類を出す準備の段階になってからお金を動かし始めたり、家族に送金を頼んだりすると、説明と待ち時間で手続きが止まりがちです。
「資金がそろっている」ことを、申請前の最後の一歩ではなく、前倒しで済ませておく節目として扱ってください。当サイトには、エスクロー期間中は多額の資金を動かしたり、新たなクレジットを申し込んだりしないことについての別の記事があります。
この記事の範囲
この記事は、何を聞かれるのか、何を先に準備すべきかを扱っています。特定の貸し手のルール、期間、書類の要件を説明するものではなく、資金の出どころを判断するものでもなく、特定の貸し手、プラン、商品を推奨せず、金利、金額、条件は一切示さず、誰かの資格や返済能力を評価することもしません。財務や法律上の助言にも当たりません。
ポイント
貸し手が見るのは残高だけではなく、そのお金がいつ、どこから入ってきたのかも見ます。直前に入ってきた多額のお金は出どころの説明を求められ、家族や友人からの贈与には別の規定があります。金額よりも時期のほうが間違えやすいので、早めに手配しましょう。