オファーを受け取ったら:まず全体を最後まで読む
当サイトには、売主から修正版が返ってきたときについての別の記事があります。そちらは買主の側の話です。オファーを受け取って最初にする動作は、ほぼ決まって金額を探すことです。しかしその書類には、この取引が実際にどう進むのかを決める欄がほかにいくつもあり、そのうちのいくつかは金額に劣らない影響を持ちます。
まず時間を見る。ほかの欄を読める時間がそれで決まるから
オファーには通常、回答の期限があり、しかも短いことがよくあります。ですから最初にすることは、その時点を見つけ、それが何時で何日なのかを把握することです。
当サイトには、オファーが承諾されたらすぐに、その先のすべての期限を並べて書き出すことについての別の記事があります。今回はもっと早く始めます。まだ回答しないうちから、その期限表を作り始めます。
金額のほかに、こういう欄がある
これらに共通するのは、数字に影響するだけでなく、この取引があなたの必要とする時期と方法で完了できるかどうかに影響するという点です。
当サイトには、契約書の条件条項の1つひとつが、あなたの何を守っているのかをはっきりさせることについての別の記事があります。その記事は買主の視点で書かれていますが、あなたが今読んでいるのは同じ一連の条項の裏側です。まず各条項が何を扱っているのかを知り、それから受け入れるかどうかを考えます。
- 確認できる相手
- 希望するクロージング日と、それまでの各段階の期限
- どんな条件条項(コンティンジェンシー)があり、それぞれの期限がいつか
- 資金の面で何を提出するのか、いつ提出するのか
- 特定のものを残す、または持っていくよう求めているか
- 付帯の要求があるか(例えばクロージング後の一定の猶予期間)
同時に何通もあるときは、まず同じ形式にそろえる
2通のオファーをそのまま比べるのは難しいものです。情報を置いている場所がそれぞれ違うからです。やり方は、表を1つ作り、上に挙げた欄を列にして、1通を1行にすることです。
当サイトには、何軒か見たあとの比べ方、まず記録を同じ形式にそろえることについての別の記事があります。今回は向きが逆ですが、方法は同じです。違いを目に見えるようにします。
どう返答するかはあなたが決める
承諾するか、拒否するか、修正を提案するか、そして金額をどう扱うかは、いずれも当サイトの範囲外です。すべきことは、全体を読んで理解し、はっきりしない箇所に印を付け、その印を持ってあなたの専門家に尋ねに行くことです。
当サイトには、売るかどうかを考え始めた年は、まず整理してからほかのことを考えることについての別の記事があります。その記事は、本当に先へ進むときには専門家が必要になると述べています。この段階まで来たら、その一文は文字どおりの意味です。
1往復ごとに版と日時を残す
何度かやり取りしたあとで最も間違いやすいのは、内容ではなく版です。どれが最新なのか、誰がいつ送ったのか、どの項目が変更されたのか。
当サイトには、売主から修正版が返ってきたときについての別の記事があります。その記事は、1往復ごとに版と日時を残すよう求めています。こちらの側ですることも同じです。しかも送る側はあなたですから、記録はなおさらあなたの手元にあるべきです。
この記事の範囲
この記事が述べるのは、読む順番と残すべき記録です。価格設定、交渉、返答の仕方、販売戦略に関する助言は提供せず、いずれのオファーの条件が有利かどうかも判断せず、いずれの条項の法的効力も解説せず、住宅価格も予測せず、法律や財務に関する助言にもあたりません。
実際の内容は、あなたが受け取った書類とあなたの専門家の説明が基準です。
ポイント
まず回答の期限を見つけます。ほかの欄を読める時間がそれで決まるからです。金額のほかに、クロージング日、各条件条項の期限、資金の面で何を提出するのか、付帯の要求があるかどうかがあります。同時に何通もあるときは、まず同じ1枚の表にそろえ、違いを目に見えるようにします。どう返答するかは当サイトの範囲外です。はっきりしない箇所に印を付け、専門家に尋ねに行きます。何度かやり取りしたあとで最も間違いやすいのは版なので、1往復ごとに日時を残します。