ローン申込みの前後に、新しいクレジットカードを作ったり転職したりしない
事前承認(pre-approval)が下りればもう安心だと思っている人は多いものです。実際には、貸し手は通常クロージングの前にもう一度あなたの状況を確認します。そしてその確認の結果は、1回目と違うことがあります。
承認は一度きりではない
事前承認は、その時点のあなたの資料に基づいて下された判断です。クロージングの前に、貸し手は通常もう一度見直します。クレジットの履歴、負債の状況、就業の状況などです。
ですから、その間にあなたの財務状況が変わると、害がなさそうに見える変化であっても、最終的な承認条件が変わったり、さらにはクロージングできるかどうかに影響したりすることがあります。しかもその時点では、たいていもう挽回が難しくなっています。
リスクのあるよくある行動
これらは必ず問題になるわけではありませんが、どれも「する前に聞くべき」種類のものです。
- 確認できる相手
- 新しいクレジットカードやローンを申し込む
- 高額の買い物、特に分割払いやクレジットで支払うもの
- 転職する、自営業に切り替える、または収入の構成を変える
- 口座間で大きな金額を動かす
- 出どころのはっきりしない大きな金額を入金する
- 古いクレジット口座を閉じる
「古い口座を閉じる」もリストに入っている理由
財務状況をすっきり見せようとして、申込みの前に使っていない古いカードを解約する人は多いものです。しかしクレジットスコアの計算方法は直感どおりとは限らず、口座を閉じると、計算に含まれる要素の一部が変わることがあります。
ここでの要点は、閉じるべきかどうかを伝えることではありません。それはあなたの個別の状況によります。要点は、この種の行動はどれも、手続きの期間中は自分で判断するのに向かないということです。
転職はいちばん軽く見られがちな項目
ちょうどこの期間にもっと良い仕事の話が来たら、収入が上がるのだから良いことのはずだと直感的には思います。しかし貸し手が見るのは金額だけではなく、安定性と形態もです。同じ業界内での雇用先の変更、別の業界への移動、自営業や契約ベースへの切り替えでは、評価のされ方が違うことがあります。
ですから、本当にこの状況になったら、自分で判断せず、先に署名してしまうこともしないでください。まず貸し手に説明し、影響があるかどうか、どんな書類の追加が必要かをはっきり聞きます。
唯一確かなやり方は、先に聞くこと
この期間の原則は単純です。あなたの財務状況や就業状況を変える行動は、どんなものでも、する前に貸し手に聞きます。電話1本のコストは、クロージングの直前に問題が見つかるコストよりはるかに小さいのです。
そして記録を残します。口頭で聞いたあと、相手が問題ないと言ったことを email でもう一度確認しておけば、あとで食い違いが出たときに手元に根拠があります。当サイトには、エスクロー期間中に大きな資金を動かしたり新しい与信を申し込んだりしないことについての別の記事があります。
この記事の範囲
この記事が扱うのは、手続きの期間中に慎重になるべき行動の種類と、問い合わせの仕方です。個人の財務状況を評価するものではなく、クレジットスコアの計算方法や融資審査の基準を解説するものでもありません。財務上、クレジット上または法律上の助言にもあたりません。実際の影響は、あなたの貸し手に直接確認してください。
ポイント
承認は一度きりではなく、クロージングの前に通常もう一度確認されます。新しいカードの作成、高額の分割払い、転職はどれも結果を変える可能性があり、古い口座を閉じることもリストに入っています。どんな行動でも、その前に貸し手に一言聞くほうが、あとで説明するより手間がかかりません。