初めての内見で決めない
初めての内見の環境は、あなたが良い決断をするようには作られていません。時間は短く、付き添いの人がいて、ほかの買主が待っているかもしれません。これらはどれも判断に影響し、しかも同じ方向へ影響します。
初めての内見での判断は何に左右されるか
最もわかりやすいのは時間の圧力です。30分以内に1軒の家を見終えなければならず、しかも横で誰かが待っていると、人は項目ごとの確認を全体の印象で置き換えがちになります。
現場のしつらえも影響します。空き家と人が住んでいる家では受ける感じが違いますし、整えられた家は意図して演出されたものです。これは不誠実ということではありませんが、あなたが何に気づくかに確かに影響します。
さらに、競争の感覚があります。ほかの人も見ていると知ると、人は「逃す」ことのコストを大きく見積もり、「買い間違える」ことのコストを小さく見積もるようになります。
2回目に見るもの
2回目の重点は、1回目とはまったく違います。1回目は全体を見て、2回目は細部と問題点を見ます。
- 確認できる相手
- 時間帯を変えて行く。日当たりも周辺の様子も変わります
- 1回目に書き留めた懸念を持っていき、項目ごとに確かめる
- エージェントの順路についていくのではなく、自分で歩く
- 収納を開け、設備を試し、1回目に見なかった場所を見る
- 中にもうしばらくとどまり、何もせず、ただ空間を感じ取る
本当に間に合わない場合
状況によっては、確かに2回目を見ることができません。そのときは、1回目をより完全に見ることです。チェックリストを持っていき、写真を撮り、30分多く時間を取り、できるだけ誰か1人を連れていきます。
もう1人の価値は、その人が家に詳しいことではなく、あなたほどのめり込んでいないことにあります。あなたにはもう見えなくなっているものに気づいてくれます。
まず一晩寝る
2回目を見られない場合でも、できるだけその場で決めないでください。家を出てから一晩おき、翌日に自分のメモと写真を見直します。
多くの人は、翌日の感じ方がその場とは違うことに気づきます。いっそう確信が深まることもあれば、気に入っていたのは実はある内装だったと気づくこともあります。どちらも役に立つ情報です。
急ぐ必要が本当にあることもある
市場によっては動きが確かにとても速く、「もう一晩考える」あいだになくなってしまうことがあります。これは事実で、セールストークではありません。
それでも、2つのことを区別しておく価値があります。考えがまとまったから速いのか、逃すのが怖いから速いのかです。前者は問題ありませんが、後者はこの過程で最も高くつく決め方です。
当サイトには、その家が市場に出てどのくらいか、値下げがあったかを尋ねることについての別の記事があります。2回目に行く前に、この質問の答えを先に得ておきましょう。
この記事の範囲
この記事は、自分で作れる決断のリズムを扱っています。特定の家やタイミングを判断するものではなく、不動産や金銭面のいかなる助言にもあたりません。
ポイント
初めての内見の条件、つまり時間が短く、付き添いの人がいて、ほかの人が待っているかもしれないという条件は、判断を同じ方向へ押しやります。2回目に見るのは、1回目に見る余裕のなかったものです。水圧、収納、騒音、異なる時間帯の日当たりです。本当に間に合わない場合でも、少なくとも一晩おきましょう。