住んでいる地域の自然災害リスクを知り、それに応じた備えをする
母国でなじみのあった災害の種類は、ここではまったく違うかもしれません。ですから最初の一歩は、この地域が実際に何に向き合うのかをはっきりさせることです。
印象に頼らず、まず調べる
注目すべきリスクの種類は地域によって大きく異なり、正しい情報源は公的機関です。地域の緊急対応機関、消防機関、あるいは郡や州の関連ウェブサイトです。
これらの機関には通常、その土地の事情に合わせた既成の案内があり、それはどんな一般的な助言よりもあなたの実情に近いものです。
調べるときに探すもの
公的な資料には通常これらが含まれています。探し出して保存しておきましょう。
- 確認できる相手
- この地域の主なリスクの種類は何か
- 公的な緊急通知はどのように発信されるか。登録が必要か。
- 避難が必要な場合、経路と集合場所はどこか
- 地域の避難所はどこか
- 公的機関がすすめる備えのリスト
「通知の受信登録」は真っ先にすべきこと
多くの地域では、住民が自分で携帯電話番号を登録しなければ緊急通知が届きません。引っ越してきたときに一度登録し、その後番号を変えたら更新も忘れないようにします。
これは5分で済みますが、緊急事態が起きたときに真っ先に知ることができるかどうかを左右します。渡米したばかりの家庭は特に見落としやすいものです。誰も自分から教えてはくれないからです。
家族で先に決めておくいくつかのこと
物資を用意する前に、いくつかの問いをはっきり話し合っておきます。これらにお金はかかりませんが、ほかの備えの土台になります。
- 確認できる相手
- 離れる必要がある場合、どこへ行きますか。どの道を通りますか。
- 全員が一緒にいない場合、どこで合流しますか。
- 携帯電話がつながらない場合、どう連絡しますか。(別の地域に住む親族や友人を一人、中継役に決めておけます)
- 重要書類はどこに置いていますか。誰が持ち出しますか。
- ペットはどうしますか。
物資は公的な案内に従う
何をどれだけ用意する必要があるかは、公的機関の案内がその土地の事情に応じて提案してくれます。
ただし、ひとつだけ挙げておく価値のある一般的な助言があります。重要書類のコピーをオフラインの場所に一部保存し、しかも持ち出せる形にしておくことです。当サイトには、書類のスキャンとバックアップについての別の記事があります。
保険もあわせて見る
損害の種類によっては、一般的な住宅保険の補償範囲に含まれず、別途の手配が必要になることがあります。これは住んでいる地域と保険契約の内容によって決まります。
当サイト(ツールサイト)には、急な停電や断水のとき、止まっているのが自分の家だけなのか通り全体なのかをまず確認することについての別の記事があります。実際に止まっている数時間の過ごし方は、その記事にあります。
ですからリスクを把握したら、ついでに保険会社に聞いておきます。この種の状況は、いま補償されていますか。されていないなら、どんな選択肢がありますか。当サイトには、住宅保険の補償額が再建築を基準にしているかどうかについての別の記事があります。当サイト(ツールサイト)には、暴風や水害が過ぎたあとの数日間、まずするのは記録であることについての別の記事があります。
この記事の範囲
この記事が扱うのは、調べる方向と先に話し合っておける事項です。いかなる地域のリスクも評価せず、いかなる出来事も予測せず、備えのリストや数量も列挙せず、いかなる保険商品も推奨せず、安全、医療、緊急対応に関する専門的な助言も提供しません。関連する備えは、地域の所管機関の正式な案内に従ってください。
ポイント
母国でなじみのあった災害の種類は、ここではまったく違うかもしれません。ですから印象に頼らず調べます。リスクの種類、避難経路、公的な通知の手段を調べます。通知の受信登録は真っ先にすべき一件です。家族で集合場所と連絡方法を先に決めておきます。物資は公的な案内に従い、保険もあわせて見ておきましょう。