違う時間帯に現地を一度歩いてみる:平日の夜と週末
案内付きの内見は、ほとんどが昼間の勤務時間帯に組まれます。それはちょうど、その住宅地がいちばん静かで、いちばんモデルルームらしく見える時間です。しかしあなたが将来そこで過ごす時間の大半は、その時間帯ではありません。
昼間には見えないもの
平日の昼間は、ほとんどの人が仕事や学校に行っています。だからあなたが目にするのは、駐車スペースががら空きで、通りが静かで、騒音がない様子です。どれも本当のことですが、その時間帯にしか当てはまりません。
夜と週末の同じ通りは、まったく違うことがあります。駐車スペースが足りない、決まった騒音源がある、人の流れや活動の様子が変わる。これらはあなたがその後毎日向き合うことで、先に見ておく価値があります。
行っておきたい時間帯
全部に行く必要はありませんが、少なくとも昼間以外に一度は行きます。
- 確認できる相手
- 平日の夜:駐車、騒音、照明、隣人の活動
- 週末の昼間:この住宅地が実際にどんな場所なのか
- 出勤のラッシュ時間帯:交差点の交通量と出入りのしやすさ
- できれば雨の日にも一度行く。排水の問題は雨のときにしか見えません
目を配る具体的な項目
これらは誰かに聞く必要がなく、そこに立てば見えるものです。
- 確認できる相手
- 駐車:路上は埋まっていますか。来客はどこに停めますか。
- 騒音:交通、近くの商業施設、飛行機の航路、電車、ペット
- 照明:夜、この通りは明るいですか。
- 手入れの状況:隣人の家と庭の全体的な状態
- 動線:幹線道路からこの通りへの出入りがスムーズかどうか
- 携帯電話の電波:家の前と家の中でそれぞれ確かめる
機会があれば隣人に一言話しかける
たまたま隣人に会ったら、短く一言聞いてみるとよいでしょう。「このあたりの家を検討しているのですが、住んでみていかがですか」。ほとんどの人は喜んで話してくれます。
隣人が知っていることは、どの書類にも載っていません。この通りが浸水したことがあるか、長く続いている問題があるか、近くに開発の予定があるか。この数分の会話が、報告書1冊より役に立つこともあります。
自分で車を運転して一回りする
不動産エージェントに連れられて見る場合、ルートは通常あらかじめ組まれています。自分で運転して来ると、違うものが見えます。道沿いの様子、周りの数本の通りの違い、そして幹線道路から入ってくるときの実際の感覚です。
当サイトには、通勤を実際のラッシュ時間帯に試すことについての別の記事があります。同じ外出に組み込むことができます。
行くたびに同じ組み合わせの写真を撮る
時間帯による違いは、写真でなければ比べられません。そして比べる前提は、同じ組み合わせを撮っていることです。ですから最初に行ったときに、4つか5つのアングルを決めておきます。通りの両端、家の正面、駐車する区間、そして玄関から外を見たところです。
その後は行くたびに同じアングルで撮ります。家に帰って並べて見ると、違いははっきり分かります。昼間は空いていた路肩が夜には埋まっている、ある時間帯に決まった車の流れが増えている、といったことです。こうしたことは印象では覚えていられません。
当サイトには、内見のたびに同じチェックリストを持っていくことについての別の記事があります。写真はそのチェックリストの視覚版で、理屈は同じです。項目が固定されていてこそ比べられます。
この記事の範囲
この記事が扱うのは、自分で段取りできる観察の時間帯です。いずれかの地域の状況を判断するものではなく、治安、学区、都市計画に関する情報を述べるものでもありません。
ポイント
案内付きの内見は、住宅地がいちばん静かな時間帯に組まれます。平日の夜と週末に一度ずつ歩き、駐車、騒音、明かり、人の流れを見ます。毎回同じ組み合わせの写真を撮っておけば、あとから比べられます。