オファーの前に、エージェントに最近の成約比較を出してもらう
当サイトには、成約記録と売り出し価格の違いについての別の記事があります。この記事が扱うのは、手続き上の動きです。オファーの金額を決める前に、整理された比較資料を1部、エージェントに正式に求めます。
これは求めてよいもの
比較できる成約事例を整理することは、買主側のエージェントの専門的な仕事の1つです。余計な手間をかけさせていると感じる必要はありません。まさにその役割に含まれている仕事です。
しかも、正式な形で求めましょう。口頭で「このあたりはだいたいこのくらい」と言ってもらうのではなく、書面にまとめたものを出してもらいます。書面であれば、ゆっくり読めますし、さらに質問もできますし、保管もできます。
求めるときに範囲をはっきり伝える
指定しないと、範囲が広すぎて参考価値の限られた資料を受け取ることになりかねません。
- 確認できる相手
- 期間:最近の成約。近ければ近いほど良い
- 地理的な範囲:同じコミュニティ、または明確な境界の内側
- 条件:面積、部屋数、築年数、種類ができるだけ近いもの
- 実際の成約価格、売り出し価格、売り出し日数を含める
- 可能であれば、各事例の基本情報や写真を添える
受け取ったあとに尋ねること
数字そのものは何も語りません。本当の情報は、差の説明のなかにあります。
- 確認できる相手
- このなかで、どの事例が最も近いと思いますか。なぜですか。
- この事例は、なぜあの事例より高い(または低い)のですか。どこが違いますか。
- これらの成約のなかに、特殊な事情のあるものはありますか。
- 私たちが検討しているこの家は、これらと比べて、条件のどこが違いますか。
- 現在販売中で、まだ成約していない比較可能な物件はありますか。
最後の質問は役割が違う
成約済みの事例は過去に何が起きたかを教えてくれ、現在販売中の物件は、あなたが今どんな選択肢に向き合っているかを教えてくれます。両者は性質が違い、どちらも見る価値があります。
ただし、覚えておいてください。販売中のものは売り出し価格であって、成約価格ではありません。それが映しているのはほかの売主の期待であり、市場の結論ではありません。
価格の判断はどこから来るか
この記事は、資料をどう入手するか、どんな質問をすべきかを扱っています。特定の地域や物件の価格について評価、予測、提案をするものではなく、価格交渉の戦略に関する助言を示すものでもありません。
オファーの判断には、あなたの家計の状況、その家に対するあなたの評価、そして地元の実情が関わり、それはあなたとエージェントのあいだで話し合うことです。必要に応じて、資格のある不動産鑑定士やその他の専門家にも別途ご相談ください。当サイトには、売り出し価格ではなく、その地域の最近の成約記録を見ることについての別の記事があります。当サイトには、競争が激しいときに、まず自分の上限をよく考えて書き留めることについての別の記事があります。
この記事の範囲
この記事は、エージェントに出せる依頼と尋ねるべき質問を扱っています。住宅価格の動向を予測するものではなく、特定の物件の価値を評価するものでもなく、オファーの金額や戦略を提案するものでもなく、金銭面や不動産に関する助言にもあたりません。
ポイント
金額を決める前に、整理された成約比較を1部、正式に求め、範囲をはっきり伝えましょう。距離、期間、家のタイプです。受け取ったあとに尋ねるべきなのは、差がどこから生じているかであって、平均値がいくらかではありません。