物が壊れたとき:所有者としての対応の順番
借主の最初の一歩は大家に知らせることですが、所有者にはその一歩がありません。代わりにあるのは、自分で下さなければならない判断です。この件はいまどれくらい急ぐのか。
最初の一歩は人を呼ぶことではなく、被害を止めること
状況が許し、かつ安全であれば、まず被害を減らせることをします。水の元やその区画の電気を止める、物を移動させる、漏れてくる水を受ける、といったことです。
前提は安全です。電気、ガス、構造に関わる状況や、安全ではないと感じる状況は、どんなものであれ自分で対処せず、その場を離れて緊急サービスに連絡してください。当サイトには、水道の元栓、分電盤の主幹ブレーカー、ガスの元栓を見つけて印を付けることについての別の記事があります。それは必要になる前に済ませておくべきことです。
緊急度を判断する
3つに分ければ十分です。いますぐ対処するもの、ここ数日のうちに対処するもの、計画に組み込めるもの。分類の基準は「放っておくと悪化したり、ほかの損害を引き起こしたりするかどうか」です。
当サイトには、所有者が家の中で虫を見つけたとき、通報できる相手がいないので判断は自分で下すしかないことについての別の記事があります。この順番は、その問題でも同じように通用します。
広がっていくもの(水漏れ、浸水、電気の問題)は1つ目の分類に入ります。広がりはしないが生活に支障があるものは2つ目の分類です。それ以外は順番待ちにできます。緊急の時間帯に人を呼ぶ費用は通常高めなので、この判断には実際の差が出ます。
人を呼ぶ前に2か所を見る
第一に、その設備にまだ保証期間内の保証があるかどうか。第二に、自分の保険契約がこの種の損害を補償する可能性があるかどうかです。
当サイトには、住宅の保証と家電の登録についての別の記事があります。当サイトには、住宅保険の補償額を見直すことについての別の記事があります。まずこの2か所を見てから人を呼びます。順番を逆にしないでください。
全工程で写真を撮る
気づいたその瞬間から撮り始めます。損害の状態、周囲の状況、そして自分がどんな対処をしたかです。あとから撮った写真では経過を説明できません。
その後、保険会社や保証の提供元に説明する必要が出たら、これらの写真がそのまま説明になります。当サイト(引っ越しサイト)には、引っ越しの途中で物が壊れたときにその場ですべき3つのことについての別の記事があります。原則は同じです。
対処が済んだら一行書き留める
日付、何が壊れたか、誰が対処したか、いくらかかったか、どの部品や型番に交換したか。この数行は、あなたの家の情報の表に入ります。
当サイトには、家の記録帳、あちこちに散らばったものを一つにまとめることについての別の記事があります。当サイトには、住宅メンテナンスの年間カレンダーについての別の記事があります。一度対処するたびに一度更新していけば、3年目にはこの家の状態がよく分かるようになります。
当サイトには、修理か交換か、見積もりが来たらまず両方を比べられる2つの数字にすることについての別の記事があります。人に来て見てもらったあとの次の一歩は、その記事にあります。
この記事の範囲
この記事が扱うのは、自分で組み立てられる順番と残すべき記録です。修理、電気、ガス、構造、安全に関する操作上の指針は一切提供せず、いかなる状況の緊急度や深刻さも判断せず、いかなる保険や保証の補償範囲も説明しません。安全が脅かされるときは、ただちに地域の緊急サービスに連絡してください。関連する判断は資格のある専門家に任せてください。
ポイント
まず被害を止め、それから人を呼びます。安全が最優先です。「いま、ここ数日、順番待ちでよい」の3つに分けます。人を呼ぶ前に、保証と保険契約を先に見ます。全工程で写真を撮り、対処が済んだら家の情報の表を更新しましょう。