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修理を求めるか、値引きを求めるかを決める

ホームインスペクションのあとで売主と交渉する場合、方向性は大きく2つあります。クロージング前に相手に直してもらうか、金額面で調整してもらって自分で対処するかです。この2つは同じことではありません。

2つのやり方はどこが違うのか

相手に直してもらう場合:自分で業者を探す必要がなく、先にお金を出す必要もありません。ただし、工事の品質と使う材料は相手が決めます。相手の動機は取引を完了させることであり、最良の仕上がりにすることとは限りません。日程もクロージング前に押し込まれることがあり、急ぎの工事になるリスクがあります。

相手に金額面で調整してもらう場合:自分で業者を探し、自分で品質を監督し、どこまでやるかを決められます。ただし対処は自分ですることになりますし、お金は通常そのまま手元に入るわけではなく、処理の方法は契約と貸し手の規定に左右されます。

まず制限がないかを聞く

これは必ず最初に聞いてください。選択肢のひとつがそのまま消えてしまう可能性があるからです。

金額面の調整は、貸し手の規定の影響を受けることがあります。上限があるか、特定の用途に使えるか、融資の承認に影響するか、といった点です。また状況によっては、貸し手のほうが、特定の項目をクロージング前に直すよう求め、そうしなければ融資を実行しないこともあります。

ですから、売主と交渉する前に、貸し手と不動産エージェントに聞いておきます。この案件の状況では、2つのやり方にそれぞれどんな制限がありますか?

判断の助けになる質問

どちらを選ぶかは自分の具体的な状況によりますが、次の質問が判断の根拠になります。

  • 確認できる相手
  • この項目の工事がうまくいかなかった場合、どんな結果になるか(結果が深刻なものほど、品質を自分で管理できることが重要になる可能性があります)
  • 自分で業者を探して対処する時間と能力があるか
  • クロージングまでの時間は、相手が工事を終えるのに足りるか
  • 相手が直す場合、業者の資格を指定したり、完了の確認を求めたりできるか
  • 金額の調整にする場合、先に支払える現金が手元にあるか

相手に直してもらうなら、条件をはっきり書く

「直す」というのは、とてもあいまいな言葉です。合意書に書き込むときは具体的にします。誰が施工するのか(資格の要件はあるか)、どんな材料や仕様を使うのか、いつ完了するのか、完了後にどんな証明を提出するのか、です。

あわせて、完了の確認方法も取り決めておきます。最終ウォークスルー(final walkthrough)で自分が確認すること、合意どおりでなかった場合にどうするか、です。ここが書かれていないと、最終ウォークスルーで問題を見つけたときに根拠がなくなります。

すべての項目を交渉する必要はない

報告書の項目を一つ残らず持ち出すのは、通常、有効なやり方ではありません。よくあるのは、少数の項目、つまり分類したあとの「安全」と「構造」に入るものに絞ることです。

何を取り、何を捨てるか、どう持ち出すかは、自分と不動産エージェントのあいだの戦略の話し合いに属します。当サイトには、修理項目は推測ではなく、実際の見積もりを取ることについての別の記事があります。当サイトには、ホームインスペクション報告書の指摘を3つに分ける:安全、構造、その他についての別の記事があります。

この記事の範囲

この記事で扱うのは、2つの方向性についての一般的な考慮点と、問い合わせるべき相手です。どちらを選ぶべきかをすすめるものではなく、交渉の戦略や金額に関する助言も行いません。また、法律上・財務上の助言にもあたりません。実際の制限は、自分の契約、貸し手の規定、資格のある専門家の説明が基準です。

ポイント

相手に直してもらえば、品質は自分では管理できません。値引きしてもらえば、自分で業者を探すことになりますが、先に見積もりが必要です。まず、この取引やローンの種類に制限がないかを聞きます。実際に相手に直してもらうなら、施工業者の資格、完了期限、完了の確認方法を書き込みます。すべての項目に交渉する価値があるわけではありません。

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