署名する前に、すべての書類のタイトルを読む
クロージング当日には数十通の書類に署名することがあり、そのすべてを最後まで読むのは現実的ではありません。何時間もかかりますし、現場には通常そこまでの時間がありません。ですから、実行できる最低限の基準が必要です。
最低限の基準:自分が何に署名しているのかを知る
書類が一通ずつ差し出されるたびに、まずタイトルを見て、ひとこと尋ねます。これは何のための書類ですか?
この動作は10秒もかかりませんが、何もわからないまま署名してしまうことを確実に防げます。担当者はたいていひとことで説明してくれるので、そのひとことが、必要な最低限の情報になります。
中身まで本当に読むべき書類がいくつかある
その束のなかには、数字と条件を一項目ずつ確認すべき書類がいくつかあります。
- 確認できる相手
- 最終的な費用と条件を記載した決済の書類
- ローンの約束手形(promissory note)と関連する条件の書類
- 抵当に関する書類
- 所有権移転の書類。氏名と所有権の登記の形態を確認する
- 自分の手書きで記入した内容のある書式すべて
氏名と登記の形態は特に注意して見る
所有権を誰の名義で、どんな形態で登記するかは、この日に最も間違えてはいけないことのひとつです。それなのに、ある一行にしか出てこないことがあります。
ですから、氏名や登記の形態に関わる欄を見たら、立ち止まってつづりと内容を確認します。当サイト(ビザサイト)には、氏名や生年月日が書類によって一致しないときについての別の記事があります。共同で購入する場合、登記の形態にはいくつかの選択肢があり、その選択には実際の違いがあります。これはクロージングの前に弁護士または資格のある専門家と話し合っておくべきことで、当日に決めることではありません。
わからないことは聞く。思い込まない
現場の進み方のせいで、話をさえぎるのは気が引けるものです。しかし、担当者の仕事にはこれらの書類の説明も含まれており、質問するのは普通のことです。
返ってきた答えが理解できなければ、別の言い方で説明してもらうか、「この部分を1分ほど見る時間が必要です」とそのまま伝えてかまいません。たいていの場合、それは認められます。当サイト(ツールサイト)には、お互いが同じことを話しているかを確認し、復唱し、書き留め、一語ずつ照合することについての別の記事があります。
空欄のあるものには署名しない
ある書類に空欄があるのに、先に署名するよう求められたら、その理由と、その空欄にあとで何が記入されるのかをはっきり聞きます。
一般的なやり方は、内容が確定してから署名することです。特別な事情がある場合でも、少なくとも、何が記入されるのか、誰が記入するのか、記入後の版を受け取れるのかは知っておく必要があります。
この記事の範囲
この記事が示すのは、署名するときに注意すべき方向性です。書類の内容や法的効力を説明するものではなく、特定の所有権の登記の形態をすすめるものでもありません。また、法律上の助言にもあたりません。関連する疑問は、クロージングの前に資格のある専門家に相談してください。
ポイント
すべてを読み終えるのは現実的ではありませんが、自分が何に署名しているのかを知ることは最低限の基準です。氏名のつづりと登記の形態は特に注意して見ます。それは何年も家についてまわります。中身まで本当に読むべき書類がいくつかあります。わからなければ聞き、空欄のあるものには署名しないでください。