近隣と周辺環境の手がかりに目を向ける
あなたが買うのはその家だけではなく、その周囲のすべてでもあります。そして、周囲のものは自分では変えられません。15分かけて通り全体を見ると、家をもう一度見るよりも多くの情報が得られます。
その1軒だけでなく、通り全体を見る
1軒の家の手入れの状態は所有者を映しますが、通り全体の状態が映すのは、その地域全体のありさまです。そして後者こそ、あなたが長く付き合っていく環境です。
見るときは、情報を集めているのだと考えます。この通りの人たちは自分の家をどう扱っているか、はっきりした変化の傾向はあるか、そして知っておくべきことはあるか、です。
注意する価値のある手がかり
これらは誰にも尋ねる必要がなく、一回りすれば見えてきます。
- 確認できる相手
- 全体の手入れの状態:庭、外壁、屋根
- 同時に売りに出ている家が何軒あるか
- 長く空いたままの家や、明らかに放置された家がないか
- 工事中の現場。改装のこともあれば、新しい開発のこともあります
- 車:止め方、台数
- 公共スペースや公園があるか、どの程度手入れされているか
- ごみとリサイクルの収集日と、その整い具合
「同時に何軒売りに出ているか」は中立的な観察
1本の通りで同時に何軒も売りに出ている理由は、いろいろ考えられます。地域の年齢構成、ある開発計画の完成、季節的な要因、あるいはその他の要因です。
ただ、これは気づいておく価値があり、買主側のエージェントに尋ねる材料にもなる観察です。エージェントは地元に詳しく、背景を踏まえた説明をしてくれます。
近所の人への尋ね方
近所の人に出会ったら、短く、中立的に尋ねると、たいていとても役に立つ答えが返ってきます。ほとんどの人は、自分の住んでいる場所について喜んで話してくれます。
たとえば「このあたりの家を検討しているのですが、こちらにはどのくらいお住まいですか。住み心地はいかがですか」と尋ね、あとは耳を傾けます。さらに尋ねたいなら、「引っ越してきてから初めてわかったことは何かありますか」という質問が、しばしば最も収穫があります。
前の所有者がなぜ売るのかを尋ねたり、住宅価格を探ったりしないでください。前者は失礼ですし、後者は信頼できる答えが得られません。
予定されている開発がないか調べる
隣の空き地が将来何になるかは、あなたの生活に実際に影響します。これは地元の都市計画や建築の担当部署に問い合わせることができますし、近所の人に尋ねることもできます。
当サイトには、その住所の近くで何が予定されているか、買う前に自分で調べる3つの分類についての別の記事があります。この節で述べた調べ方について、その記事は入り口を3つに分けています。
尋ねるときの要点は、現時点ですでに承認された計画や公告中の計画があるかどうかを知ることです。これは調べればわかる事実です。当サイトには、平日の夜と週末に1回ずつ、異なる時間帯に現地を歩いてみることについての別の記事があります。当サイトには、この地域はどうかと尋ねられたとき、あなたが伝えられるのは日常であって市場の判断ではないという話についての別の記事があります。当サイトには、隣の土地に動きがあるとき、通知を受け取ったらまず見る3つのことについての別の記事があります。
この記事の範囲
この記事は、観察できる項目と尋ね方を扱っています。特定のコミュニティや地域を評価するものではなく、住宅価格や不動産の価値についていかなる判断や予測をするものでもありません。関連する情報は、所管機関の正式な公告と、資格のある専門家の説明を基準にしてください。
ポイント
家の周囲のものは自分では変えられません。15分かけて通り全体を歩き、手入れの状態、止めてある車、騒音の出どころ、そして同時に売りに出ている軒数を見ましょう。同時に何軒売りに出ているかは中立的な観察で、一言尋ねる価値はありますが、自分で結論を出す必要はありません。あわせて、予定されている開発計画がないかも調べましょう。